▶“到着地PCR”が取りやめに
新型コロナの防疫措置が緩和してきたことを受け、駅や空港等に設置されてきたPCR検査の設備が次々と撤去されている。これまで省を跨いで移動する人が現地到着時に義務付けられてきた“到着地PCR検査”を不要とする都市が増えてきたためだ。
たとえば、深セン衛生健康委員会は10日、深センに到着・帰着した人に対するPCR検査を取りやめると発表。11日から実施となった。そのほか、天津浜海国際空港では、天津到着時のPCR検査が8日から取りやめとなった。旅客のPCR検査陰性証明や「健康コード」の確認は今後行わないとする方針が示されている。
▶成都や天津で隔離措置短縮か?
水際対策を緩和する動きも水面下で活発化してきた。海外からの入国者が義務づけられる隔離の期間もさらなる短縮化が期待できそうだ。時事通信は11日、成都や天津で、これまでの「5日間の集中隔離+3日間の在宅隔離」の措置が「5日間の集中隔離」に変更された現状を伝えた。
こうした措置について中国国内では12日午前時点では公式発表がまだない。しかし、中国国内のSNSでも、隔離先のホテルで実施したPCR検査で陰性を確認後、行動制限が解除された事例が紹介されている。
▶マカオが隔離措置を適正化
マカオ特別行政区では、2022年12月9日0時から、入境者の到着時PCR検査、入境後PCR検査、迅速抗原検査が取りやめとなった。同行政区における入境者に対する防疫措置の調整内容は、以下の通り。
1.過去5日以内に、中国大陸の高リスク地域に滞在した履歴がない人に対する入境措置:
(1)中国大陸(広東省珠海市を除く)から直接到着する場合は、搭乗または乗船時に(検査実施から)48時間以内のPCR検査陰性証明を提示するように要求する。
(2)広東省珠海経由でマカオに到着した場合は、入境時に(検査実施から)24時間以内のPCR検査陰性証明の提示が義務づけられる。
2.香港特別行政区、台湾エリア、または外国からマカオに入境した人、過去5日以内に大陸の高リスク地域に居住した履歴がある人は、これまで医療観察が解除された後に3日間表示された赤色の「マカオ健康コード」が、今後、黄色表示に変更される(※)。また、(健康観察)最終日にPCR検査を実施し、陰性だった場合は緑コードに変更される。
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